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人と対話していると、いつも知ったかぶりに物事を断定的に言う人がいませんか。 知識が豊かなことと、相当な自信家に思えるかもしれない。 「キミはこういう意見のようだが、それは、こういう理由で間違っているよ」 「この件に関しては、○○で間違いないよ」 このように断定されて言われてしまうと、あとの言葉が出ないし、そういう物言いに圧倒されてしまう人もいるでしょう。 これは、ある意味では、自信がないため、それを悟られないように、断定的な言い方でカバーしようとしているだけなのです。 もともと、物事の本質を見極めることのできる人は、自分が知っている部分と知らない部分を自分なりにしっかりと理解できていますので、断定的な話し方などしないのです。 自分の知っていることは、しっかり説明はするでしょうが、知らないことについては、「その事柄は調べてみないと分からない」などと明確に答えるものです。 白黒を明確にできるということは、しっかりと物事を理解しているからできることで、それは自信の表れなのです。 しかも、聞かれたことを、たとえすべて知っていたとしても、断定的に話すことはありません。この世の中はすべて相対的なものであり、絶対とか断定できるものなどは、何ひとつないことを知っているからです。 |
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