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挨拶でお辞儀をする行為は、相手への敬意を表すものですので、そのお辞儀の仕方によって、その人の本質が見抜けるものです。 たとえば、問題があるのは、首だけを軽く曲げるお辞儀で、相手から目線をはずさずお辞儀するのは、大変なマナー違反です。頭を下げない、目線をはずさないということは「私はあなたに気を許してはいないですよ」と言っているのと同じなのです。 見分け方としては、お辞儀を意識的にすれば別ですが、そうでない場合には、お辞儀をしたとき、アゴをしっかり引いているかどうかがポイントです。 @ 頭をペコペコ下げて会釈するような人 こういうタイプは風見鶏で、その場その場の状況に応じて、相手に合わせようとしますので、信頼とか信用はできないです。もともと、やり手で有能な人ではないので、自信がなく、相手に合わせて生きていこうとするところがあります。 ビジネス交渉では、一見、やりやすいタイプですが、たとえ自分が決めたことであっても、持ち帰って上司に反対されたら、すぐに契約を破棄する可能性がありますので、十分注意が必要です。 A 礼儀正しく丁寧にお辞儀をする人 こういう人は、社会人としてのマナーを身につけているので、必要に応じて、臨機応変に対応できる人で、性格的にも不可はなく、つき合いも悪くはないでしょう。 ただ、丁寧にお辞儀するのをマナーでしている場合があり、心がそれに伴っているかどうかは不明ですので、表面だけで信頼するのは危険です。 B 相手の視線を外さないように挨拶をする人 こういう人は、アゴが自然と突き出した格好になっており、自尊心が相当強く、相手を見下していることが多いでしょう。 自尊心が強いだけなら良いのですが、こういうタイプは、わがままで偉そぶることが多く、他人に対する優しさとか思いやりは少ないです。 強気がうまく行っているときには、大出世することもあるでしょうが、敵を作りやすいのも特徴で、いつ誰に足を引っ張られるか分からない危うさがあります。 |
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