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あなたの会社、あるいは学校にも、親しい仲間といるときにも、まったく人の悪口や陰口を言わない人はいませんか。 たとえ、仲間内の飲み会で、みんなが上司の悪口に花が咲いているようなときにも、ほとんど批判めいたことを言わない人がいませんか。 こういう人には、一歩距離を置いてつき合うのがよく、信用しないほうが良いでしょう。 なぜなら、普通の人間は聖人君子ではないわけですから、人の心の中には、知らないうちにいろいろとストレスがたまってしまうものです。 そして、そのストレスは、他人のことを悪く言ったり、非難したりすることで、本能的発散しようとするもので、もし、それを自制心で抑制しているとしたら、おそらく体に異変が起こったり、精神に変調をきたしたりするものです。 なかには、性格が本当に素直で、他人の欠点や悪い面があまり見えないというか、気がつかないお人好しがいないとは言いませんが、一般的には、悪口や陰口を方便として言わないだけの人がいます。 別に悪口を言うことを推奨しているわけではありませんが、悪口や陰口を言わない人は、確かに信用はできるかもしれませんが、人間的には良いとはけっして言えません。 いつも他人を褒めることしかしない人は、まずはその人の人間性を疑ってかかるのが良いでしょう。 そういう人は、家庭では、妻と一緒になって友だちや友人をけなしている場合がけっこうあるからです。 人の悪口をまったく言わないような人は、人間性にとぼしくつき合っていても面白くなく、本音のつき合いができません。 こういう人に対しては、あなたも自分の本音を言わず、相手の出方を窺いながらつき合っていくのが良いでしょう。 |
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